【3106万円被害】「覚醒剤犯に資金提供？」警察官・検察官名乗る男らにだまされ…71歳女性が高額詐欺被害

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「あなたは覚醒剤事件の犯人に資金提供している可能性がある」
埼玉県さいたま市に住む71歳の女性は、この一言から3106万円をだまし取られました。

2025年5月下旬、突然女性宅にかかってきた1本の電話。
名乗ったのは警察官、そして検察官。次々にこう伝えられました。

「お金の番号を金融庁で調べる必要がある」
「捜査のために協力してほしい」

連日かかってくる電話に、恐怖と不安を感じた女性は、6月に入ってからネットバンキングで合計3106万円を複数回に分けて送金。
しかし、振り込んだ後、連絡はピタリと途絶えます。

不安に駆られた女性はようやく警察に相談し、自分が詐欺に遭っていたことを知りました。

埼玉県内では、警察官・検察官などを名乗って**「捜査協力」や「お金の確認」**を装う詐欺が増加しています。

「覚醒剤の捜査」
「資金提供の疑い」
「お金の番号を調べる」
「金融庁が確認する」
これらはすべて詐欺の常套句です。

警察や検察が電話で金銭の指示をすることは絶対にありません。
身に覚えのない話には、一度立ち止まって、信頼できる人や警察に相談してください。