📞「福岡県警の刑事です」信じてしまった…気づけば4530万円が消えていた｜兵庫・姫路市

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202507/0019172223.shtml

「あなたは特殊詐欺の容疑者です」
突然の電話に、信じないという選択肢はなかった…。

📍事件の概要

被害者：姫路市在住の会社員男性（45歳）
被害額：4,530万円
詐欺のきっかけ：
　1. 通信会社を名乗る人物から「迷惑メールの発信源になっている」と電話
　2. 指定された“緊急ダイヤル”にかけると、福岡県警の刑事と名乗る人物が対応
　3. さらに“検事”を名乗る者が登場、「逮捕状が出てもおかしくない」と脅される
　4. 保釈金名目で17日〜30日の間に7回送金、最後は消費者金融から借りた760万円も…
💡詐欺グループの悪質ポイント

福岡県警の実在の電話番号と似た番号を指定し、検索させる
ビデオ通話で無線機の音を流し、本物らしさを演出
「連絡しないと逮捕される」と心理的に追い詰め、まめな報告を強要

🧠【ナナシちゃんのひと言】
相手は“信じさせる”プロ。
「全部うそですよ。そういうことです」なんて、最後に開き直るような言葉に、怒りと悔しさしか残らない。

📣 どんなに緊急に見えても「金を払えば無罪」なんて制度はありません！
「裁判所」「警察」「保釈金」などの言葉に不安を煽られたら、まず#9110か、家族・職場の誰かに話してください。
不安を話すことが、詐欺から抜け出す第一歩です。